探訪録 世田谷桜新町「桜神宮」初春の河津桜が満開

こんにちは。

3月に入りまして、徐々に気候も過ごしやすいものになってきました。

春の植物も次々と見ごろになっていきます。

 

春の花々といえば桜ですが、ソメイヨシノの開花時期に先駆けて河津桜が早くも見ごろとのことで、都内の河津桜を見に行こうと計画。

世田谷にある桜神宮もその一つ、名前の通り神社の境内に河津桜の木々があってテレビでもよく取り上げられるところ。


世田谷・桜新町にある桜神宮の場所はこちらです。

 

東急田園都市線・桜新町駅にて下車しまして、最寄りの出口にて地上に。

渋谷駅から駒沢大学駅までは玉川通り(国道246号)の下を通る田園都市線ですが、桜新町の手前で246号から外れまして商店街のところに駅が存在します。

それでもやはり交通量や人の流れは多く、お店も商店街の両脇にたくさんあります。

(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)

周辺は住宅地でありながら、利便性も兼ね備えているような、生活しやすそうなエリアです。

桜神宮はこの通り沿いを2,3分歩いたところにあります。

 

桜新町駅北口を出て、しばし歩くと通り沿いに鳥居が見えました。

何とも人がたくさん!

よく見ると、列が二つあるようで、一つは参拝の列、もう一つは御朱印もしくはピンク色の花帯を買い求める方々の列でしょうか。

後は私のように桜の写真を撮りに来ている方々も多数いらっしゃいました。

結構若い女性の姿も多く、仲間で撮影しあったり自撮りされている方も。

もしかすると、いわゆる「映えスポット」として認知されているのかもしれません。


桜神宮は古式神道の神社で、参拝の方法も「二拝四拍手一拝」。

二回おじぎをして、四回手を打ちまして、最後に深いおじぎをするという形式。

二拝二拍手一拝の神社が多いなかで、特徴的でした。

参拝する際に本殿のところにも案内の掲示があり、安心しました。

 

入口の看板には、「世田谷のお伊勢さん」の文字。

伊勢神宮ともゆかりがあるのですね。

元々神田にて創建されて、大正8年(1919年)に現在の地に移転したそうです。

また、「鬼滅の刃」のキャラクターである煉獄杏寿郎の出身地が桜新町だそうで、その関係で訪れる方々もいるのだとか。

 

まずは、境内に入りまして、参拝をします。

参拝の列に続きましたが、やはりかなりの人でごった返してします。

ただ、その中でも目を引くのが河津桜のピンク色。

本殿の両脇と入口の鳥居の脇に河津桜の木があります。

参拝の列が徐々に動いていき、本殿の脇の桜が近くに見えてきました。

これは壮観です。

本殿の近くまで桜の枝が伸びてきていています。

本殿の力強さと桜の鮮やかさ、空の青さと相まって、良い眺めです。

二拝四拍手一拝との案内通り、二回おじぎ、四回手を叩いて、しっかりおじぎをして参拝終了。

 

ここからは河津桜を眺めつつ、写真を撮っていきました。

 

この日は快晴。

青空に桜のピンク色がとても映えていたので、青空との組み合わせを撮ってみました。

 

太陽の方向・角度だったり、陰に入る部分だったりで少し位置を変えるだけで見た目がだいぶ変わりますね。


 

花帯と河津桜。

本殿の左手にある河津桜の木には、ピンク色のリボンのようなものがたくさんぶら下がっていて、桜のピンク色がさらに鮮やかに見えますね。

この花帯、「えんむすびの花帯」と言われるもので、花帯を結ぶことで、良縁のご利益があるとされています。

行列も恐らくこちらをお買い求めの方々が並んでいたものかと思われます。

皆さんの願いが叶いますように。

 

満開の河津桜。

ソメイヨシノに比べると、よりピンク色が強調されていて、見た目がとてもキレイに見えますね。

 

 

最後に。色々な角度から接写してみました。

やはり、一つの花それぞれのピンクが強く見えますね。

 

個人的に気に入ったのがこちらの下の写真。

西日に照らされて花弁が日光で透き通っているところを撮ってみました。

影のつき方がなんかよさげでした。

リンク:古式神道 桜神宮

 

境内はそれほど広くはないため、観てまわるのもそれほど時間を要しません。

桜の時期は混雑しますため、その点にはご留意ください。

夜は桜のライトアップもしているそうですよ。

 

桜の鑑賞を終えて、桜新町の駅のほうに戻ります。

桜新町といえばサザエさんが有名ですよね。

少しだけ商店街を歩いてみますと。。。

 

やはりありました、サザエさん像。

桜新町で降りたのは初めてでしたので、見ることができて良かったです。

 

また、街の至るところにサザエさん達がいました。

良い街ですね。

a.ito







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