こんにちは。
春のサクラといえばソメイヨシノがポピュラー。
開花予想から満開のニュースまで、ソメイヨシノを中心に春のサクラが回っているかのようですが、その他様々なサクラの品種が存在します。
古くから存在する野生種の他、園芸用の品種も合わせると、600以上の品種が確認されているそう。
今回は前回の早咲きの河津桜に続いて、同じくソメイヨシノに先行して満開を迎えた安行桜(大寒桜)を見に行きました。
ちょうど東京にてソメイヨシノの開花が確認されたタイミングでしたが、満開の時期はまだ先ですからね。
場所は再び少しだけ東京を離れまして、お隣の埼玉県・川口までお出かけです。
今回訪れた、川口元郷駅そばの桜並木、及び芝川公園の場所はこちらです。
休日の朝のサイクリングにてまた川口元郷周辺へ。
モーニングを済ませた後に立ち寄ってみました。
川口元郷駅前の交差点。
ここから向こうに広がる桜並木を見ることができます。
ピンク色がとてもくっきりと映りますね。
(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)
近くまで行き、じっくり眺めてみます。
川口元郷駅のそばには、大きな商業施設や高層マンション、そして芝川公園や芝川という憩いの場や自然もあります。
そのようなエリアに、春にはこの彩りが加わるのは良いですね。
天気の良い日の午前中。
空の青とピンクの色彩の美しさを感じます。
ソメイヨシノに比べるとピンク色が濃いです。
花びらも小ぶりというかぎゅっと集まっているような感じですね。
淡いピンク色のソメイヨシノも素敵ですけど、こちらも華やかです。
午前中の早い時間に立ち寄ったこともあり、桜の木の近くにてお花見をしている方はまばら。
桜並木の隣りにある芝川公園には子供たちがたくさん。
小さい子は朝早いですからね。
にぎやかな声が聞こえてきます。
近づいて花びらを観察してみます。
陰になるところはよりピンクが強調されて見えます。
ぐっと花弁が集まっている箇所はより美しく、青空との対比もくっきりと。
春の野鳥が桜の木のまわりを飛び回っていました。
おいしい蜜でも取れるのでしょうかね。
梅もそうですが、春に花を咲かせる木々の周りには野鳥が集まってきます。
そのような光景を目にすると、春が来たことを実感させてくれますね。
こちらは植え込みに花びらが一つ落っこちていたものです。
単体だとピンク色が強くなく見えますね。
ソメイヨシノの場合だと、花びらが舞い散るように落下しますが、安行桜はまとまった形で落ちるのでしょうか。
ここでいったん午前中は終了。
実はこれで切り上げて別のところに行く予定だったのですが、少し間を空けて午後にもチラッと見て帰ろうと考えました。
ということで、午後に再び川口元郷の桜並木へ戻りました。
少し天気が悪くなってきて、残念ながら曇り空の中での鑑賞となりました。
ただ、午前中に比べたら、お花見されている方々も増えてきて、徐々に活気があふれるように。
日光が分厚い雲にさえぎられて、さすがに少し暗いですよね。
桜並木の脇の芝川公園にはソメイヨシノの木もありまして、つぼみから徐々に開花を迎えようとしています。
ごく一部ですが、花びらが開いているところも確認できました。
3月も終盤になれば、また違った景色が見られるのでしょうね。
ソメイヨシノの木と安行桜。
片方は満開、片方はこれから開花。
川口元郷駅から桜並木を通っていくと、その向こうにはさくら橋という名前の橋があります。
桜並木とさくら橋。
やはり、桜並木にちなんで名づけられたのでしょうかね。
こちらの橋は芝川という川にかかっていて、ここからずっと歩いていくと川口駅にたどり着くようです。
川沿いにはミエルかわぐちという商業施設があり、それに沿うように桜の木々がありますね。
さて、駅の方面に戻ります。
先ほどの桜並木から道路をはさんで、駅のロータリー側にも桜の木々があります。
こちらは桜のアーチ。
今回のハイライト。
歩道の両脇の桜の木に咲いている花々が重なり合って、アーチのような形状になっていました。
ここを自転車で通る時にはすごく良い気持ちになりました。
桜の木が植えられている場所はほんの狭いエリアなのですが、これだけでも見に行く価値はあるかと思います。
安行桜と曇り空。
帰りがけに周囲を眺めていると、花びらがいくつか道に落ちていました。
これも春のひとつの景色ですね。
その他の写真はこちら。
徐々に暖かくなり、出歩くにはちょうど良い季節となりました。
桜の時期は毎年短いので、機会があればぜひお花見に出かけてみてください!
ソメイヨシノはまた色々なお花見スポットに出かけてみて鑑賞したいと思っています。

a.ito
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