こんにちは。
先日ユリを観に日比谷公園まで行ったついでに、久々に都心を歩くことにしました。
仕事で都心に出かける機会はたくさんありますが、ゆっくり歩くことってあまりなくて。
自分にとっては、キレイな植物を鑑賞するのも都心を歩くのもリフレッシュ方法。
今回のルートはこちら。
日比谷公園~桜田門周辺~国会議事堂~永田町周辺~赤坂見附
天候や疲労もあって少々短いルートですが、ぜひご覧ください。
日比谷公園ではまずユリの花を観賞。
(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)
ユリ花壇については詳細はこちらの記事へ!
じっくりユリの花の光景や香りを楽しんだ後は公園内をぶらぶらと。
日比谷公園といったら都内でも有数の観光名所。
であると同時に日本有数のビジネス街が周囲を取り囲んでいるという不思議な空間。
都会と緑、ビルと広い空間、様々なコントラストが良い風景をつくり出していますね。
日比谷公園からは特にどこに向かうかは決めていませんでしたが、気の向くままに歩いてみようと。
まずは祝田橋交差点。
この交差点の名前のもととなった祝田橋は、東京都千代田区の皇居外苑南側にある橋の名前から付けられたもの。
北東方面には丸の内、大手町という日本有数のビル街が見えますね。
東京の都心の真ん中らしく車線の数も多い。
桜田門駅から日比谷公園に向かうタイミングに通った時は、ちょうどはとバスが通りかかるところでした。
日比谷公園から祝田橋交差点を経由して、桜田門周辺へ。
このあたりは霞ヶ関のちょうど北側に位置しているエリア。
霞ヶ関というとご存じの通り官庁街。
しかし、休日ともなると人はまばらで、特に日比谷公園から離れるほど人の姿はあまり見かけなくなります。
通行人は少ない代わりに、警察官の姿がところどころに。
悪いことをしているわけではないのですが、少々緊張しますね。
政治の中心、行政の中心、そして、皇族の方がお住まいになられている皇居の近くということもあって、他のエリアでは考えられないほど警備は厳重です。
そして、桜田門といえば警視庁の庁舎がありますよね。
刑事ドラマが好きな私にとっては見慣れた建物(笑)
そういえば「桜田門」という言葉が警視庁のことを指しますよね。
そして交差点のもう一方の角には、レンガ造りの建物があります。
こちらは法務省の旧本館、赤レンガ棟。
そして、地名の通り桜田門が存在します。
江戸時代の事件、桜田門外の変でもその名が知られています。
ざっくり言ってしまうと、北側が皇居、南側のエリアが官庁街といったところでしょうか。
そして、西側に目をやると有名な国会議事堂が見えてきます。
このあたりの地理関係がイマイチ理解できていなかったのですが、日比谷公園から国会議事堂までかなり近いですね。
向こうに見えるビル街は半蔵門周辺。
国会前という交差点付近までやってきました。
ちょうど良い具合の横断歩道がなく、ちょっと遠回りして渡ります(笑)
この辺りはゆるやかな坂になっていて、場所によってはかなり高低差が感じられます。
通りを渡るとすぐ目の前に国会議事堂が現れました。
ビルの上から見下ろしたことはありましたが、実際に建物の前までやってきたのは初めてかもしれません。
さらに近くまで行ってみます。
正門から見た光景。近くで見ると感慨深いものがありますね。
実際の建造物でありながらも、どこか空想の建物のような。
正門は閉まっていたので、その柵の間からカメラを差し込んで撮影(笑)
左側には「衆議院」、右側には「参議院」。
国会議事堂はアクセス至便で、このエリアは色々な地下鉄の路線が通っています。
国会議事堂前駅以外にも、永田町駅、赤坂見附駅、溜池山王駅、そして、先ほど通った桜田門駅からも向かうことができます。
また、振り返ってみると日比谷あたりのビル群。
さて、中に入ることは叶いませんでしたので、そのまま周辺の散策を続けます。
国会議事堂正門から右に折れて、外周を歩いて見ることにしました。
そのまま真っ直ぐ歩いていくと、赤坂方面に向かうことができます。
国会議事堂を右側から。
こちらが参議院側でしょうかね。
国会議事堂の隣り、道路を挟んで向かい側には、国立国会図書館があります。
以前学生だった頃、一度だけ書物の閲覧に訪れたことがあったかと記憶しています。
何を見に来たんだっけな(笑)
この道が赤坂方面へと続く道ですが、やはり人の姿は見当たらず。
たまに制服姿の警察官とすれ違うくらい。
いつもカメラで撮影しながら歩くのですが、やはり多少は気にしてしまいますね(笑)
このご時世、いつもマスク着用していますし、いつ声をかけられてもおかしくない。
こちらの建物は参議院議員会館。
さらに進むと衆議院議員会館もあります。
やはり国会の近くということもあって、国会や政治に関係する建物も多く存在しています。
この辺りまで来ると、永田町だなあと。
永田町というと政治の中心地ですもんね。
政党の本部もこの永田町や隣りの平河町にあったりします。
さて、赤坂に向かう道の途中、分岐のようなところが現れました。
何となく細い道に惹かれて、そちらへと進んでみます。
恐らくこの近辺は住宅地というよりはオフィスビルが立ち並ぶエリアなのでしょう。
とても静かで環境は良さそうです。
少し歩けば赤坂、ですが、それを感じさせないほどの静けさです。
少し進んで左に折れますが、さらに細い道へ。
右手に柵のようなものが。何かの敷地かな?
と思っていたら、どうやらメキシコ大使館のよう。
メキシコ大使館もソーシャルディスタンスを推奨!
ちなみに、奥に見えるピカピカのビルがプルデンシャルタワーと呼ばれる建物です。
実は私、そちらのビルに入っていたとある事務所に勤めていたことがあります(笑)
そういう意味ではこの辺りは馴染みのある場所ではあるのですが、赤坂側からだと急坂の上なので、なかなかこちらのほうまで来ることもなく。
地図で見ると距離的に近くても、徒歩だと移動に難儀するのがこの辺りの特徴。
赤坂見附、溜池あたりは山の下、永田町、国会議事堂のあたりは山の上という感じでしょうか。
さて、メキシコ大使館を通り過ぎて右に曲がると急坂がありました。
新坂という急坂。
その坂を下っていきます。
するとちょうど先ほど見えていたプルデンシャルタワーの敷地のあたりを通ることになります。
緑がいっぱい、ですが、ビルの裏手が少し公園みたいな感じで緑化されていますね。
もうすぐ赤坂見附のあたり。
坂を下って、狭い道から広い大通りへ。
赤坂見附の駅周辺まで辿りつきました。
アパホテルの会社がありますね(笑)
以前、車に乗り込むあの社長を見かけたことがあります。
プルデンシャルタワー、こうやって見るとかなり高い。
このビル、東京のいたるところから見えますよね。
さて、最後は、赤坂見附の歩道橋から景色を眺めて終了。
車だと、この赤坂見附は交通の要所。
立体交差もあり、首都高もあり、車線も多く、行先もさまざま。
私、車の免許は持っていますが、東京の都心の道を運転するだけの技術がございません(泣)
散策を終えた後は、赤坂見附駅から電車で移動。
何とか天候は持ちこたえてくれましたが、赤坂見附から移動する頃にはザーザーと大粒の雨が降り始めました。
この時期の天候は難しい。
a.ito
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