探訪録 神奈川・渋沢「秦野戸川公園・春の散策」チューリップ畑と桜、風の吊り橋

こんにちは。

4月上旬に神奈川の秦野までチューリップを観賞しに出かけてきました。

関東の有名どころと比較して少々マイナーなところかもしれませんが、多くの人でごった返しているよりはゆっくり観ることができるかなと。

また、リフレッシュを兼ねての小旅行でしたので、温泉での滞在、宿泊も含めて行程を組んだ結果こちらを訪れることにしました。

 

秦野戸川公園の場所はこちらです。


 

渋沢駅からバスを乗り継いで園内へ

 

電車での最寄り駅は、小田急線・渋沢駅です。

ロマンスカー停車駅である秦野駅から小田原方面にひと駅というところ。

(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)

新宿からですと、ロマンスカーを利用して1時間程度で到着します。

そこから戸川公園に向かうバスに乗り換えて現地へ。

 

この日はあいにくの雨天、かなり冷え込んでいたからか、他にバスの乗客がいないという不思議な光景でした。

雨だと園内を回るのも大変かなという気持ちもあったのですが、雨でないと撮れない写真や見られない風景があると思えばむしろ好機。

人が少ないというのも一つの利点ではあります。

バスを降りると結構寒い。。。

色々観てまわりたかったのですが、そこは無理せずに、という気持ちで。

ちょうど公園の脇に終点のバス停があり、そこで下車。

 

バスロータリー周辺に、既に桜の木と菜の花、チューリップの花壇がありました。

遠目から見ても色鮮やかな花々が美しかったです。

 

菜の花とチューリップの花壇。

このあたりだけでかなりの本数が咲いていました。

まずは広大なチューリップ農園に向かって歩いていきます。

 

バスロータリーからチューリップ花壇へ

 

チューリップ農園に向かう途中にも、チューリップ花壇が点在していて、そこで足を止めながら移動しました。

さまざまな品種のチューリップが混合されて咲いているところもあれば、単一の品種のみがまとまって咲いているところも。

扇形になっていたり、縞模様になっていたりで、丁寧に造園されているのだなあと感激しました。

キレイですよね。

 

品種も様々で、品種ごとに大きさ、色、形が異なりますので、このようにまとまっていると有難いです。

品種はたくさんあるものの、その中で気になったものをご紹介していきます。

 

ファンアイク

ピンクが鮮やかな品種。

サネ

小ぶりでかわいらしいですね。

 

フレミングフラッグ

白を基調に、紫の筋が入るという上品な感じのものです。

フレンドシップ

イエローの大きな花びら。

プリティウーマン

こちらは真っ赤な花。

右側の写真はプリティウーマンを手前にファンアイクとフレミングフラッグの組み合わせ。

こちらで見ることができる品種以外にもチューリップの品種はたくさんあるため、なかなかそこまで追いきれませんよね。

まずは、見た目の美しさや鮮やかさに着目して、鑑賞するので十分かと思います。


 

チューリップ農園

 

ようやくメインのチューリップ農園。

こちらにたどり着くまでに、ひと通り鑑賞できたかなというところですが、広大な土地にカラフルな花が咲いているさまは圧巻です。

 

雨天なのであまり人の姿も多くなく。

また、丹沢の山々や緑に囲まれた景色も、東京近郊ではなかなか見られないので貴重ですよね。

農園の隅には、上から見下ろすことのできる展望デッキがあり、そこから全体を見渡してみます。

実は真ん中のあたりの図形が、よく見てみると顔のような形をしているんですよね。

後方には山々もあり、天気が良くなかったのは唯一残念なところでした。

とはいえ、花々を間近で見た時の雨のしずくの組み合わせもなかなか味わいがあるので好きなんですよね。

 

というわけで、近づいて何枚か撮ってみました。

雨天でないと見られない味わいもあり、雨に濡れながらも鑑賞した甲斐がありました。

 

目的の一つであるチューリップはこのあたりで終了。

この後は、桜の咲いているあたりを観にいくため、園内を流れる水無川にかかる吊り橋、「風の吊り橋」を渡ります。

 

風の吊り橋

 

チューリップ農園から少々引き返すような形で、バスロータリー方面へ。

そして、その近くに「風の吊り橋」という大きな橋が見えてきました。

石造りのずいぶん立派な橋です。

丹沢の山々も橋からはかなり近くに見えますね。

 

吊り橋といっても作りはしっかりしていますので安心です(笑)幅も広い。

橋の下には水無川が流れています。

長さ267メートルの橋を渡り終えて向こう岸に到着。

この後は桜の咲いているエリアを巡りましたが、園内の至るところからこちらの橋が見えました。

こちらの公園のランドマークというべきものでしょうね。

 

戸川公園の桜並木・桜の里

 

橋を渡って右側に桜並木、そして、その桜並木の向こうには「桜の里」といわれるゾーンがあります。

そちらに向かって歩いていきます。

まずは道なりに桜並木を歩きながら眺めます。

4月初旬なのでほぼ満開、といったところですが、このあたりは山も近いので、都心に比べると開花時期は多少後ろになるのかなと。

雨のしずくをまとって少々元気のなさそうな桜の花びらです。

近くで見ると、枝からどのように伸びて桜の花が咲いているかがよくわかります。

都内だと人が多かったり、枝がカットされていて間近で桜を見られなかったりするので、ゆっくり観察できてよかったです。

 

続いて、桜の里といわれるエリアに到着しました。

少し小高い丘のようになっており、園内、そして遠くには市街地を見渡せる場所です。

このエリアは道沿いに桜の木が両サイドにあり、車が通るたびにその車が減速しながら通過していきました。

恐らく、車に乗りながら桜を観賞しているのでしょう(笑)

 

雨のしずくと桜。

雨も強く降っていて、その重みで若干先のほうが下のほうに。

しずくのしたたる桜も美しく見えます。

ここからは徐々に引き返しながら、再び散策をしていきます。

 

ソメイヨシノ以外にも桜がありまして、白い桜やピンクのしだれ桜も見ることができました。

白い桜

しだれ桜


 

園内写真

 

その他、園内の雰囲気が伝わるかなというところで、何枚か写真をご紹介したいと思います。

私が散策したエリアの関係もありますが、やはり風の吊り橋が多く写ってしまいますね。

遠目からの風景写真だとやむを得ない部分もありますが。

さすが、公園のランドマーク的存在です。

 

 

 

 

 

散策終了

 

この後は再び風の吊り橋を渡り、バスロータリー方面へ。

バスの時間までチューリップを観つつ、バス停近くの休憩所でバスを待ちながら休むことにしました。

この桜はコヒガンザクラというらしい。

雨の中散策してしまったので、かなり身体が冷えてしまいました(笑)

この後はバスで渋沢駅に引き返し、鶴巻温泉という秦野の温泉地へ向かいました。

良い宿と温かい温泉でリフレッシュすることができました。

探訪録 秦野・鶴巻温泉「元湯・陣屋」創業100年、閑静な住宅地に佇む老舗旅館
こんにちは。 春の植物の鑑賞と温泉を楽しみに、1泊2日にて神奈川県の秦野市まで。 秦野市は中西部に位置する都市で、山間部も近く自然が豊かなところ。 新宿から小田急線・ロマンスカーに乗って、1時間弱で市の中心となる駅の秦野駅...

 

最後にチューリップの写真を。

 

リンク:県立秦野戸川公園 公式サイト

リンク:秦野戸川公園 園内マップ

a.ito







にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 東京都情報へ

人気ブログランキング

コメント