探訪録 中板橋周辺「石神井川沿いの桜並木」幻想的な夜桜鑑賞

こんにちは。

私が以前に暮らしていた街、板橋区。

既に引っ越しましたが、今のところ住んでいた期間が一番長いのが中板橋です。

これといって特徴のないこじんまりとした私鉄沿線の駅ですが、桜の時期だけは訪れる人々でにぎわいます。

中板橋を出て以降、戻ってきたのは二度目。

前回もお花見のために訪れたのですが、今回は夜桜を楽しみにやってきました。


中板橋・石神井川の桜並木の場所はこちらです。

 

池袋から各駅停車の電車に乗り、4つ目の駅が中板橋。

わざわざ訪れる人は多くなく、お勤めや学校から帰宅されるとおぼしき方々が下車していきます。

私もここでそのような生活をしていたのだなとしみじみ。

(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)

中板橋駅北口を出て、商店街を進んでいきます。

北口で一番広い通り、この「なかいた」と書かれたゲートが懐かしい。

以前生活していた時とお店や風景も少しずつ変化しているようです。

 

この道を真っ直ぐ進むと、石神井川とぶつかる地点に「中根橋」というこの辺りでは大きめの橋があります。

今回は中根橋のあたりから石神井川沿いを歩いて、中板橋駅に戻るルートとしました。

まずは中根橋周辺。

コロナの影響からか、派手にライトアップとはいかないものの、ところどころ川沿いの街灯に照らされています。

3月の最終週、もう満開近くですね。

 

中根橋から見た石神井川。

ところどころ枝が川のほうにせり出していて、迫力がありますね。

ただ場所によっては枝がカットされているので、見た目的にこじんまりしています。

近づいてみると、枝の先のほうまで開花した桜の花がびっしりと。

これがしばらくしたらもう散ってしまうのですね。

 

川沿いを歩いていきます。

桜の開花時期だけ提げられるぼんぼり。

点灯はしていないようでしたが、さらに華やかさを加えてくれます。

川沿いの道から川のほうに伸びている枝。

街灯の強い光に照らされて、光と影ができるので見る場所や角度によっても見え方が異なります。

 

人の姿はあまり多くなく、花見客でごった返す他のエリアとは少々異なる雰囲気。

それでもグループで夜桜を楽しんだり、写真撮影したりする方々もところどころにいました。

良い意味でよそ行きではなく、純粋に桜を楽しみたい人には良いところかなと思います。

 

実際に私がのんびりと歩いていると、ご近所の方と思われる人々がペットの散歩をしたり、ジョギングをしたり。

桜スポットとはいえ、普段の生活を感じられるところがなんとも板橋らしい雰囲気でした。

 



桜の枝の近くによって見てみると、まだつぼみの箇所がありながらもほぼ満開に見えますね。

淡いピンク色が美しいソメイヨシノ。

街灯に照らされて、花びら自体が輝いて見えますね。

 

石神井川沿いの桜並木から中板橋商店街を眺めてみます。

ちょうど中板橋商店街を出たところに石神井川があります。

石神井川の遊歩道。

この中板橋周辺から仲宿商店街を通って、十条駅の近くである板橋区加賀のあたりまで、川沿いに桜並木と遊歩道がずっと長く続いていきます。

少々距離はありますが、のんびり歩いてみるのも良いかもしれません。

板橋十景に選ばれている、この桜並木。

用事がないとわざわざ板橋まで来ることはない、かもしれませんが、結構魅力的なスポットもあるので、あわせてぜひ訪れてみてください。

 

お花見はこのあたりで切り上げまして、商店街を眺めながら駅に戻ります。


中板橋の商店街。

行きに通った道とは異なるところ。

お店の数もそれなりにありますが、夜もそれなりの時間なので人もまばら。

数分に一本停車する池袋発の電車が到着すると、一気にワーっと人が押し寄せてきますが、それ以外はぽつぽつという感じ。

中板橋駅。

ちょうど池袋行きの電車が発車するところでした。

この踏切待ちの景色が色々なことを思い出させてくれます。

こんな感じで、以前に住んでいた街に訪れる機会があるというのは良いですね。

気持ちを新たにこれからもがんばっていきます。

リンク:板橋十景 石神井川の桜並木 板橋区

その他の写真

 

前回訪れた際の記事はこちら。

探訪録 中板橋・板橋十景「石神井川の桜並木」満開間近の桜散策
こんにちは。 2020年も桜の季節がやってきました。寒さも徐々にやわらぎつつあります。 せっかくなので、散歩がてらお花見でもと思い、休日を利用して板橋区の石神井川沿いまで桜並木を見に行きました。 場所はこちらです。 ...

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