街歩き録 上野広小路~湯島天神~神田明神~湯島聖堂~御茶ノ水・聖橋

こんにちは。

7月の終わり頃、ようやく梅雨明けの知らせ。

 

それとともに、仕事等で精神的にリフレッシュを入れないといけないくらい追い込まれ気味だったので、その日にやるべきことを片付けてから気分転換のため出かけることにしました。

例年だと梅雨明けからすぐに猛暑という流れですが、幸いそこまで気温は高くなく、多少雲がかかっていたので午後の日差しの強い時間帯でも歩きやすい環境でした。

 

今回のルート

今回のルートはこちら。

上野広小路~湯島天神~湯島の坂道~神田明神~湯島聖堂~御茶ノ水・聖橋周辺


距離は短いながらもかなり坂が多いエリアなので、歩き甲斐がありました。

 

上野広小路から湯島の繁華街

 

スタートは、「上野広小路」交差点。

ちょうど、春日通り中央通りという都内でも主要な道路が交差する地点。

 

鉄道アクセスも非常に良く、ちょうどJR御徒町駅東京メトロ湯島駅の間あたりに位置し、かつ中央通りの下には東京メトロ銀座線・上野広小路駅があります。

御徒町方面はアメ横という大商店街、湯島方面は歓楽街という異なる顔を持っていますが、その間の上野広小路にも上野松坂屋があり、独自の顔を持っています。

上野公園には歩いてすぐ、ハスの池で有名な不忍池も目と鼻の先にあります。

(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)

今回はこの上野広小路交差点を湯島方面へ歩いてみます。

 

交差点を渡るとすぐに湯島の歓楽街があります。

飲食店や飲み屋さんがたくさん。

なかなか飲食店には厳しい状況が続いていますが、少々心配されます。

先日訪れたデリー上野店もこの近辺、ちょうど春日通り沿いにあります。

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上野広小路から西に200メートルほど歩くと、天神下という交差点。

地下鉄の湯島駅もこの付近にあり、この交差点の付近にも出口があります。

さらに西に進むと、上り坂になっていて、湯島天神、そして、本郷へと向かう道が続いています。

信号を渡り、まずは湯島天神に立ち寄ってみようと考えました。

まず真っすぐ歩いていきまして、少し道が左にカーブしていますね。

そのカーブした先に、ありました。湯島天神。

こちら側、春日通り側から入る時に通るのが、天神夫婦坂。

立派な門がありますね。

 

湯島天満宮(湯島天神)

 

さて、改めて湯島天神へと向かいましょう。

湯島天満宮というのが正式名称で、通称・湯島天神。

学問の神様「菅原道真」をまつっていることでも有名です。

受験の合格祈願で訪れる人も多いようですね。

 

境内に入りましょう。

実は湯島天神を訪れたのには理由がありまして。

例年、8月は数多くの資格試験が行われる時期であり、私の知人でも資格試験に挑戦される人が多くいたので、少しでも力になれたらと思い参拝しに。

思えば私も数年前には資格試験に打ち込んでいた身でしたので、境内の絵馬に書いてある多くの人達の思いが心にぐっと刺さります。

大した力にもなりませんけど、試験に臨まれる方がすべて100%の力を発揮できますようにと私もお願いしてきました。

しばし境内を散策し、一角に風鈴がつるしてある場所がありました。

人の少ない静かな境内に心地よく響くチリンチリンという音が印象的でした。

もしよろしければ聴いてみてください。

 

参拝を済ませてからは、今度は南側の鳥居から退出しました。

お参りすると気持ちが引き締まりますね。




湯島から御茶ノ水方面への道すがら

 

湯島天神から南に向かうことにしました。

南に向かうと御茶ノ水方面に向かいます。

途中には神田明神があり、以前より併せて参拝することが多かったので、今回も立ち寄ろうと考えました。

鳥居をくぐって真っすぐ進むとほぼ御茶ノ水のほうへ。

この湯島のあたりは坂が多く、この道から向かって左側(東側)はほぼ例外なく下り坂。

もちろん、下り坂の先は湯島、そして、御徒町方面です。

 

まずは、実盛坂。

坂というよりも階段になっていますが、写真だとわかりづらいがかなりの急勾配。

こちらは、三組坂。

結構大きな通りの坂で、交差点の名前「三組坂上」、「三組坂下」の元ですね。

文京区は全般的に高低差が大きく坂の多いエリアなので、坂道に注目して歩いてみるのも良いですね。

 

さて、さらに真っすぐ南に進むと、こちらの道も下り坂に。

こちらは清水坂。

坂の下りきったところが、蔵前橋通りとの交差点。

そこからは再び上り坂。

かなりアップダウンが激しいですが、東京らしくて良い。

むしろ歩き甲斐があるというもの。

坂を上っていくと、本郷通りと交差する地点まで。

 

ここまで来るともう御茶ノ水。

ここから左に曲がってちょっと歩くとそこに神田明神。


神田明神

 

立派な鳥居と朱色の鮮やかな門が特徴的な江戸総鎮守。神田明神。

こちらは商売繁盛、ビジネスの神様ですね。

とりわけ目を引くのが、こちらの朱色の門。

一時期は初詣はこちらに訪れていたほどのご縁ですが、改めて訪れると荘厳な空気に心が安らぎます。

そういえば、お正月には大変混雑して、坂の下の秋葉原の方面まで行列が続いていたことを思い出しました。

鳥居をくぐってからもかなり時間を要しましたね。懐かしい。

本殿にて参拝をさせて頂きましたが、特にお願い事はせず。

お参りする時には個人的なお願い事はせず、日々の御礼を伝えることにしています。

 

境内はかなり広く、目を引くものがたくさんありました。

改めてゆっくり参拝、散策させて頂きます。

 

湯島聖堂・聖橋

 

神田明神と御茶ノ水駅のちょうど間に、湯島聖堂があります。

駅からすぐのわりに緑が多く、鳥の鳴き声やセミのような鳴き声も聞こえてきます。

もう真夏ですもんね。

周りの喧騒からシャットアウトされたような不思議な空間です。

 

神田明神はひっきりなしに人が出入りしているほどのスポットですが、そちらに比べると人の姿があまりなく。

人の少なさ、静けさがよりこの空間を不思議なものにしていますね。

何度も通りがかっていましたが、中に入ったのは今回が初めてでした。

 

湯島聖堂のすぐ側に、聖橋がかかっています。

神田川に架かる橋で、御茶ノ水駅にも聖橋口があるように駅のすぐ脇にあります。

実はこちらのスポット、私が東京の中でも大好きなスポットの一つなんですよね。

 

特に好きなのが、神田川にかかる丸ノ内線の鉄道橋に電車が通るところ。

地下鉄が地上に顔を出すという点も良いですし、中央線が停車しているところと同時に見られると嬉しくなります。

この時も運良く停車中の中央線とトンネルから顔を出した丸ノ内線と同時に見ることができました。

この中央線と丸ノ内線が交差するあたりが何度見ても好きです。

 

神田川の向こうには、秋葉原の電気街。

夕方ごろのビルが夕陽に照らされている感じも良いです。

聖橋を渡って御茶ノ水までたどり着いたところで、街歩き終了。

ニコライ堂の屋根を眺めつつ。

この辺りは江戸時代、明治時代からの史跡名勝も多く、観光スポットとしても優秀ですね。

最近は大きなオフィスビルもできて、駅も工事が終了し、着々と顔を変えていますね。

今回は歩きながらでしたが、ゆっくり訪れた所を一つひとつ巡りたいなと考えています。

a.ito




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