こんにちは。
ある日の夕刻、街歩きで御茶ノ水まで。
午後から動き始め少々クタクタ。そろそろ夕食でもと思い、しばしば彷徨いながら淡路町の方面までたどり着いてしまいました。
大通りの靖国通り周辺には良い飲食店はたくさんありますが、普段よく通りがかっているエリアであるがゆえ、あまり心惹かれることもなく。
そんな時、ちょっと淡路町駅周辺の路地裏を探検してみようと、通りから一本中に入って歩いていると、早速気になるお店を発見!
(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)
徐々に陽が落ちかけている薄暮の刻、かなりの時間歩いてきてちょうどお腹もすいてきたタイミングで、見つけたのはカレー屋さん。
店名はカレー屋ジンコックというらしい。
「カレー屋ジンコック」の地図はこちら。
神田から御茶ノ水、神保町までのエリアは言わずと知れた、カレー店がたくさん揃う激戦区。
とりわけ、この付近はトプカやエチオピアなど、名店クラスも多数。
その中で、失礼ながらジンコックというお店のお名前は存じ上げませんで、少々ドキドキしながらもお店の正面へ。
こじんまりとしたお店のつくりや、イラストや看板の親しみやすさから、まあ大丈夫だろうと腹をくくりまして入店。
少なくとも激戦区にお店を構えているというあたり、店主の自信が感じられるので、問題ないでしょう!
お店の窓に「クリームコロッケのうまい店」と書いてある。
カロリーを度外視すれば、カレーと揚げ物の相性は間違いないですからね(笑)
さて、入店。
カウンターに案内され、メニューを眺めてみます。
レギュラーメニュー。
濃い味の「インド風カリー」、あっさりの「カシミール風カリー」、トマトベースの「トマト味のインドカリー」、大きく分けてこの三種類が中心。
分かりやすいように、それぞれのカレーの特徴がすっきりまとめられています。
この辺りが有名店とは異なるきめ細やかさ、丁寧さがあって、好感がもてます!
その他、その日のオススメが掲示されています。
バリエーション豊富、これは嬉しいが、一度に複数食べられないのが残念ですね(笑)
先ほどの通り、トッピングのカニクリームコロッケが目玉のようですが、この日はカレーで満腹になりそうだったので、回避しました。
今回は、「インド風カリー」のビーフと野菜のカリーの辛口を選択します。
店内はテーブル席とカウンター席にて構成されています。
こちらがテーブル席。
カウンター席(写真はその一部ですが、カウンターだけだと10席弱)。
全体的にかなり明るくて、キレイな店内。
訪れた時は、お店の方が一人で切り盛りされていて、かなり調理に忙しそう。
それでもオーダーを取りに来たり、会計をしたりとスムーズにされていて、素晴らしいです。
なお、お店にいる時にこちらのカレー屋さんについて調べてみたのですが、お昼時は行列するほどの人気店だそうで。
さすがオフィス街だけあって、やはりランチは混雑しそうですね。
ってか、オフィス街で行列するほどのお店ということはもうクオリティは保証されているようなもんですな。
のんびり店内のテレビで夕方の情報番組を観ながら待機。
そろそろかな、というところでタイミング良く来てくれました!
こちらが、インド風カリーのビーフと野菜のカリー(辛口)。
野菜とビーフがたくさん入っていて、これは楽しみ。
カレーの黒さがスパイスとコクの強さを想像させます。
さて、カレーを真っ白なライスの上にかけてみましょう!
うーん、美味しそう!
スプーンですくうと、カレーは全般的にドロッとした感じ。
ビーフは大きめにカットされたものがいくつも入っています。
野菜は玉ねぎ、ピーマン、なす、マッシュルーム。
カレーに馴染むようにするためか、野菜は丁寧に細かくカットされていますね。
都内のカレー屋さん、結構野菜は大きめにカットされている場合が多いように感じていましたが、これは珍しいかも。
まずはひと口。
辛口を選んだせいか、口に入れた瞬間、刺激的な風味が襲ってきます。
ん、辛い!と思ったのもつかの間、カレーソースの強いコクと少々甘みのような風味を感じました。
自分にとっては少々辛いが、だんだん慣れてきて深いコクとほのかな甘みの組合せがやみつきになってきます。
この界隈で、このクオリティ、しかも1,000円以内で食べられるというのが素晴らしい。
ケチのつけようがない!大変美味しく頂きました!
後で調べて見ると、皆カニクリームコロッケかロースかつのどちらかをトッピングしているという(笑)
少しの後悔はありつつ、今度また食べに来よう。
次回の宿題とさせてください。
いずれにしても、近隣の名店にも引けを取らない素晴らしいクオリティ!
おススメです。
なお、土曜日、日曜日、祝日は定休日のようです。お気を付けて。
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