こんにちは。
以前私の仕事場としていた池袋駅周辺ですが、やはり駅のまわりの飲食店の充実っぷりは都内屈指。
特にラーメンにおいては近年、いわゆるラーメン激戦区と言われているだけあって、名店も数多く存在し、また新たな店舗も次々とできています。
もちろん、その裏で閉店する店舗も発生してしまうわけですが、その激戦区においても長い期間にわたって営業を続けている店舗というのはそれだけ多くの人に支持されている証明でもあります。
今回訪れたのは、さんまダシのラーメンで有名な「創新麺庵 生粋」。
こちらのお店も池袋にて長い間営業を続けている店舗の一つです。
「創新麺庵 生粋」の地図はこちら。
こちらの店舗は池袋駅の西口方面の繁華街に位置しています。
西口から徒歩で5分程度で、西口五差路を越えて大通りから一本入るとお店にたどり着きます。
(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)
このあたりは様々な業態の店舗がたくさんあります。
ややゴチャついてはいるものの、かなり魅力的な飲食店も数多く存在しています。
ちょうど角にあるのでよく探さなくてもわかりやすい。
実を言うと、こちらのお店を訪れるためにこの辺りに来たわけではなく、向かいのうなぎ屋さんに興味があってやってきたのですが、残念なことにテイクアウトのみ営業になっており(泣)
やむを得ずと言ったら大変失礼ですが、以前より幾度となく訪れている生粋におじゃますることに。
なにせ安定のクオリティですからね。
さんまダシのラーメンがウリというだけあって、暖簾にもさんまが描かれていますね。
お店のコンセプトもわかりやすいし、鮮やかでキレイなデザイン。
歩いていても興味を惹かれますよね。
暖簾をくぐり、食券を買います。
上列がラーメン系、二列目がつけ麺系。
シンプルにラーメンを、と思い、一番上の列をにらめっこ。
私が選んだのは、「上正油そば」。
上だと通常のものに比べトッピングがやや豪華に。
ありがたいことに、お品書きとして一つひとつのメニューの写真を載せてくれている。
しかも、☆でサンマの濃さを表示していて、初めて訪問したとしてもわかりやすい。
にしても、塩そばは☆二個で、正油そばは☆四個なんだな(笑)
バリエーションがたくさんあって初見だと選びづらいお店も少なくないですが、このような取り組みは嬉しいですね。
店内はカウンター席のみで、10席ちょっとというところ。
ここ最近はソーシャルディスタンスの取り組みにより、多少間引きして営業しているため、席数としてはその半分程度という形でした。
このようなお店にとっては非常に大変そうだ。
こちらのお店、池袋の中でも夕方の情報番組やグルメ特番でも頻繁に取り上げられる店舗でして、取材で訪れたレポーターやタレントさんのサインが壁にたくさん貼られていました。
それにしても、たまらないのが店内に漂うさんまの香り!
店内に入り着席しラーメンが運ばれるのを待っている間、ずっとお店全体にさんまの良い香りが漂っていて、食欲をそそられます。
ラーメン屋さんでありながらも高級和食さながらの雰囲気。
ドカ盛りみたいなラーメンがウケるこのご時世。
ビジュアルだけでなく、このように香りを楽しむラーメンも良いですよね。
さて、運ばれてきました上正油そば!
丼を置いた瞬間から、素晴らしいさんまの香りが訴えかけてきますね。
麺は中細ストレート麺、スープはさんまダシの醤油ベース。
具材に、味玉、チャーシュー、ネギ、メンマ、玉ねぎ、のり。
何よりもスープの色が良い。
透明度高いように見えて、ところどころ焼いたさんまが溶けているようなニゴリや細かい粒が見られます。
スープをすすってみると、若干醬油の味が強く感じられながらも、塩焼きしたさんまを飲んでいる感じ!
これは美味しい!
かといって、特段えぐみや苦みを感じることはなく、おそらく上手に調理されているのでしょう。
麺をズズっとすすると、より香りが立ちますね。
具材では、珍しいなと思ったのが、玉ねぎ。
意外にアクセントになるのと、さんまダシともよく馴染み、新たな発見でした。
全体的に上品で満足度の高い一杯!
スープは完飲したものの、麺や具材と一緒に楽しむにはちょうど良いのですが、単体で飲むと少々醤油の味が濃いかなというところ。
まあそこは無理せず、といったところですね。
ご馳走様でした!
ラーメンというと流行りすたりがあり、長年にわたり営業することが難しいジャンル。
雑誌に大々的に紹介されても、数年後には新しいお店にかわっていることもザラです。
さんまラーメンというと若干独特のジャンルでありつつも、その中でも長い間同じ場所でスタイルを変えずに営業し続けているということがお店のクオリティの高さの何よりもの裏付けです。
あと、正油そばの値段が、720円というリーズナブルなのも素晴らしい。
また、ぜひ訪れたいところです。
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