こんにちは。
たびたび仕事や私用で訪れることの多い墨田区両国界隈。
駅前の両国国技館や江戸東京博物館、駅近くの回向院、隅田川といった名所がたくさんあります。
飲食店もちゃんこやウナギ、寿司店など、おいしい和食のお店が多くみられます。
午前中に両国にて所用を済ませた後、ランチをどこで摂ろうか考えながら駅周辺をさまよっていたところ。。。
（※写真は、タップもしくはクリックで拡大します）
JR両国駅から徒歩5分程度、大江戸線両国駅からほど近い清澄通り沿いになんとも雰囲気良さそうなお店。
お店からは何かを焼いているような煙と美味しそうな香りが漂ってきます。
間違いない、これはウナギだと確信。
ウナギといえば和食の中でも高級食材。
ランチだったら多少は安く食べられないかな、と淡い期待を抱きつつ煙のもとをたどるようにお店に近づいていきます。
名前は「千代福」というらしい。
両国・清澄通り「千代福」の地図はこちら。
お店の前までたどり着くと、「鰻」一文字と店名が書かれたのれん。
かなり年季が入っているような、またそれがいい。
ここまで来たらいざお店へ、と思いつつ、肝心のランチメニューがどこかに掲載されていないか念のためお店の入り口付近を捜索。
すると、「ランチ重」と書かれたサービスメニューが存在するらしい！
しかも、鰻だけでなく、焼き鳥、卵焼きの三種盛りと書いてある。
もちろん、少々お値段はしますけど、満足感高そう。
腹は決まりました。早速お店へ！
お店に入ると、カウンターに着席するよう促されます。
感じの良さそうなお店の方。
応対も良く、観光エリアである両国のおもてなしを感じます。
オーダーは決まっていたので、「ランチ重」と伝えて、到着を楽しみに待ちます。
メニューはランチメニューが今回注文したランチ重の他、鳥きじ重、そしてうな重。
うな重は並2,400円から。
まあウナギですからね。やはり特別なものです。
値段はお店に入る前の表にも掲載されており、その点ではわかりやすいですね。
店内は私が案内されたカウンター席の他、その後方にはテーブル席。
店内奥には座敷もあります。
両国界隈の飲食店らしく、大相撲に関するもの、カレンダーやイラストなどが飾ってあります。
この光景も両国ならではのこと。
大相撲の観戦に来られた方々やお相撲さんも食べに来るのでしょうかね。
両国界隈を歩いていると、現役力士の方と普通に遭遇するのがなんとも楽しいです。
ところで、写真にもあります「東京鰻蒲焼商組合員」という札に興味をそそられます。
まあ同業者団体のようなものなのでしょうけどね（笑）
まずメインのお重が登場する前に、お新香とお吸物が運ばれてきました。
運ばれてきた際に、「まもなくランチ重できあがります」とひと声かけて頂きました。
細かい気配りに嬉しさを感じつつ、お吸物やお新香に手を付けてはいけないのかと少々勘ぐってしまいました。
まあそんなことはないだろうと、手を付けようとした瞬間、お重が登場！
お重を開けるのも一つ重要なイベントですので、そっとゆっくり開けてみると。
なんとも豪華で贅沢な一品！
鰻、焼き鳥、卵焼き。
鰻もしっかり入っていて、卵焼と鳥については結構たくさん。
食べ応えありそうです。
鰻は全体的にふっくら柔らかめな焼き具合ですが、表面は若干こんがり。
あまり甘さや塩味の濃すぎない控えめなタレとの相性も良く、ごはんが進みます。
焼き鳥は炭の香ばしさを全体的にまとって、鰻とはまた異なる美味さ。
そして、卵焼き。
味付けは控えめなようですが、鰻と焼き鳥が風味がしっかりしているので、それぞれ順番に食べていくと都度リセットされて良い。
交互に口に入れれば、ひと口目の幸福感が持続するよう。
うな重には無いグッドポイントですね。
また、丁寧に何重にも重ねられた卵焼きの層が絶妙な食感を生み出してくれています。
お新香やお吸物も合間合間に楽しみつつ、あっという間に完食してしまいました。
ボリュームも美味しく味わうにはちょうど良かったです。
完食後のお重。
食べ進めるごとにだんだんお重の中身が減っていくのが悲しくなるような美味しさでした。
また訪れたいですね！
ランチでしかもリーズナブルな価格でウナギを楽しめるという点では、なかなか良いのではないかと思います。
他の方にもぜひ薦めたいと思えるような食事でした。
a.ito
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