食べ歩き録 代々木「アンコールワット」カンボジア料理の有名店でランチ

こんにちは。

コロナウイルス感染拡大を受けての緊急事態宣言が出されて以降、東京の街の雰囲気が一変してしまいました。

通常であれば多くの人達が行き交っていた平日お昼のビジネス街には、ここ最近は人がぽつぽつと歩いているだけ。

私は基本的には自宅で仕事していますが、しばしば仕事の用事で都心へ出てくると、明らかに通常と異なる雰囲気に事の重大さを思い知らされます。

とりわけ、オフィス街の飲食店だと普段との差が顕著ですね。

私はせめてもの貢献として、ランチは出先の飲食店でとるようにしています。

飲食店の方々も経営が大変でしょうから。


今回は代々木まで。

このあたりも会社や受験の予備校、専門学校などが立ち並び、平日でも賑わうところですが、閑散としていました。

この日は雨だからなおさら寂しい感じ。

代々木交差点 コロナ代々木商店街 コロナ

そんな中、代々木駅近くカンボジア料理のお店があるとのことで、立ち寄ることにしました。

「アンコールワット」という名前のお店です。

いかにもな名前ですが、かえって名店感が出ている名前!

カンボジア料理 アンコールワット 看板

「アンコールワット」の地図はこちら。




メニュー・注文システム

表通りの看板をたよりに一本入ると、すぐにお店がありました。

装飾や置物からはカンボジア感ビンビンに出てるのに、アサヒビールの看板にジワる。

1982年からとありますが、かなりの老舗ですね。

カンボジア料理 アンコールワット 外観

中に入ります。

席に着くなりメニューを吟味。

かなり品数が豊富!バリエーションも多彩!

はっきり言って全部うまそうだ。見た目もボリュームも申し分なし。

カンボジア料理 アンコールワット ランチメニュー

「クィティウ」という麺類が付いたメニューが多い、ということは、これが実質基本的なメニューかとメインメニューかな?

ということで、クィティウが含まれたものをチョイスすることにしました。

私が選んだのはBセット(クィティウ、炒飯、生春巻き)。

クィティウは初遭遇ですが、炒飯と生春巻きなら何となく味の想像がつくのである意味手堅くw

これはお茶の容器。

これだけで味が何割増しかになりそうな雰囲気のある容器。

カンボジア料理 アンコールワット お茶


店内の様子

ところどころカンボジア感出してきてますが、かなりゆったりとした広々空間。

席数も多し。

どうしてもコロナの影響で客足が・・・というところですが、客足が戻ればお昼時には混みあってそうな感じではあります。

カンボジア料理 アンコールワット 内装カンボジア料理 アンコールワット 内装

 

実食

さてさて、食事が運ばれてきました。

炒飯は後から来ますとのことで、集合写真からは漏れてしまった。

カンボジア料理 アンコールワット ランチ セット

こちらが遅れてきた炒飯。

カンボジア料理 アンコールワット ランチ 炒飯

まず、生春巻きから頂きましょう!

副菜にしては少し大き目なサイズ。葉物野菜、エビ、チキンといった具もぎっしり詰まっていますね!

食感も具のぎっしり感と外側のモッチリ感を楽しめます。

スイートチリソースをつけて頂きましたが、それほど辛くない!

生春巻きといえばタイ料理ですが、タイ料理屋だとソースが結構辛めなことが多い印象。

それよりはわずかに辛さを感じる程度のやさしい味。

カンボジア料理 アンコールワット ランチ 生春巻き


初めて食べるクィティウ。

ベトナムのフォーに近い麺。具も麺もボリュームが凄い!

スープは透明、思ったよりも味がしっかりしていて、見た目から薄味を想像していたのに良い意味で裏切られました。

塩味をベースにしたスープなのですが、香草と少々ニンニクの効いたような、意外とパンチとアクセントの効いた風味です。

ランチで食べるには、ボリューム的にもクオリティ的にもこれ一品で充分満足というレベル。

カンボジア料理 アンコールワット ランチ クィティウ

炒飯は中華風のそれとは異なって、かなりマイルドな味付け。

中華だと油も調味料も結構使いますからね。味付けが濃くこってりになりがち。

それに比べるとやさしい風味で、クィティウと並行して食べていくにはちょうど良かったかな。

カンボジア料理 アンコールワット ロゴ

今回、初めてカンボジア料理を食べてみましたが、いまだカンボジア料理というものが理解できていない。

麺はベトナムのフォーに似ていて、生春巻きはタイ料理で食べるそれと近い。

そして、炒飯は味付けこそ違えど中華料理と共通する部分がある。

ただ、一つだけ感じたことは、総じて味付けがやさしいところ。

もしかしたら、カンボジア料理の特長は「やさしさ」なのかもしれませんね。

再訪必至ですね。別のメニューを食べてみたら、また新しい発見がありそう!

期待!

リンク:カンボジア料理 – アンコールワット

a.ito




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