こんにちは。
ある休日、東急世田谷線周辺での街歩きをしようと、はるばる世田谷まで自転車でやってきました(その様子は下のリンクより)。
三軒茶屋から徒歩で、数駅先の松陰神社を目指して歩く計画。
直線距離にしたらそれほどでもありませんが、線路沿いに道がなかったり寄り道をしながら歩いたのと、それに加えて自転車で世田谷までやって来るのに体力を使い、お昼を前にかなりクタクタな状態。
お昼候補はいくつか事前調査してはいたのですが、目星を付けていたカフェが休業日だったので、同じく候補にあった美味しそうなラーメン屋に向かうことにしました。
お店の名前は、「松波ラーメン店」。
(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)
松陰神社前「松波ラーメン店」の地図はこちら。
ちょうど松陰神社に向かう途中にお店の前を通過したのですが、お昼どきを前に既に数名の行列。
松陰神社にてお参りした後、商店街をブラブラしつつピークタイムが過ぎるのを待ちましたが、再びお店の前に着いた時にも数名の待ち。
テレビでも何度か取り上げられているというだけあって、さすがの人気店です。
お店のロケーションは松陰神社前駅のすぐそば。
そして、東急世田谷線の線路沿い。
東京都内でありながら、どこか静かで環境の良いところです。
行き来する世田谷線の車両を眺めながら、しばし待っているとお店の方からメニューを渡されます。
席に着く前にメニュー表をもらえるのは有難い。
とはいえ、その直前にどのようなメニューがあるのか、なんとなくスマホで検索していましたので、どうやら人気メニューらしい「ワンタン麺」で即決!
お店の外観は、中華そばを出してくれるレトロな食堂といった雰囲気。
木材やタイルが良い雰囲気醸し出してますね。
お客さんの入れ替わりも割とスムーズで、10分程度の待ちで入店できました。
と思ったら、店内にも待合の椅子がありましてしばし待機(笑)
それでも、席に案内されるまであっという間、少ない人数でテーブルの片づけや会計、調理までやられていてスムーズなオペレーションに驚きます。
さて、おひとりさま用のカウンター席に着席。
メニューはクラシックな「支那ソバ」、昆布だしの「ツケ麺」、「ワンタン麺」、「担々麵」などですね。
席数は10席ちょっと。
カウンター席と二人用のテーブル席がいくつか配置されています。
店内は外観と違わず、木材を多く使った温かみのあるような雰囲気。
外の世田谷線沿いの風景とあいまって、穏やかさを感じます。
たまに外から電車の通過する音も聞こえてきたりで、それも込みで味わい深い。
ひとつの東京の街、というよりも、独特の文化を育んでいるエリア。
少し見方を変えれば、古民家カフェ的な?おしゃれなカフェのようにも思える。
ラーメン屋といいつつ、女性でもふらっと入りやすいお店ですね。
さて、席に着いてからそれほど待たずにワンタン麺が到着しました!
ビジュアルは昔ながらの中華そばにワンタンが五つという何とも美しい構成。
具材はワンタンの他、チャーシュー、水菜、細切りメンマ、海苔がのっかっています。
スープを見ると、透き通っているものの魚介の節のようなものがうっすら見えて、これは味わい深そう!
まずはワンタンから。
五つも入っていて満足感高いうえ、生姜の風味が効いていてとても美味しい!
あっさり系のスープともマッチしますね。
麺は中細麺、スープは魚介の風味が強いあっさり醤油。
塩味は感じるものの、脂っこさはほとんど無し。ダシの風味がダイレクトに伝わります。
濃厚系がもてはやされますが、このようなタイプのラーメンも大好きです。
ダシをしっかりと楽しみつつ、食べ進めていきます。
ワンタンももちろん美味しかったのですが、特筆すべきはチャーシュー。
フチが赤色に染まった懐かしいチャーシューが一枚。
口に入れると、ジュワっと豚の脂とうま味、そして醤油の風味が口いっぱいに広がります!
鶏のチャーシューやしっとり系と言われるようなタイプも悪くないけど、こういうのも良いですよね。
歯ごたえも抜群!!!
こりゃ次はチャーシュー麺だな。
結局スープを最後まで飲み干して完食!ごちそうさまでした。
ラーメンはもちろんのこと、雰囲気の良さ、接客の良さはおススメできるレベルです。ぜひ!
三軒茶屋から歩いて松陰神社前までたどり着いて、お昼も頂いたので、世田谷線に乗って引き返すことにしました。
土曜日のお昼過ぎ、かなり乗車率が高いのがビックリでしたが、恐らく学生さんの帰宅のタイミングと沿線の方々がお出かけされる時間帯とバッティングしたためでしょうかね。
たった数分ではありましたが、何となくローカル感が漂う路線に乗って雰囲気を味わえたので良い経験になりました。
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