こんにちは。
初夏のある日、朝イチで千駄ヶ谷にてあった所用がお昼前に終わり、午後は幸い予定なし。
少し散策しながら、ランチのお店でも探そうかと代々木方面をぶらぶら。
しかし、まだ午前10時台ということもあって、開いているお店はほぼ無し。
そのまま立ち止まるのもどうかと思い、小田急線の線路を渡って南新宿方面へ。
特にノープランで歩いていると、行列のような人の群れが目につきまして、その先に目をやるとラーメン店が!
(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)
新宿駅の南側にあります、「風雲児」という有名なラーメン店。
お店自体はかれこれ十年以上、この新宿で人気を博している名店です。
新宿「風雲児」の地図はこちら。
到着した頃はもう間もなく11時になろうかという時間帯。
お店の案内を見ると、開店時間も11時から。
千駄ヶ谷から歩いて来て、ちょうどお腹も空いてきたところ。
これは食べていくっきゃない!ということで、行列に並ぶことにしました。
私の前には10名弱くらいだったか、既に並んでいらっしゃいました。
これぐらいなら、開店直後に入店できそうかなと、何の下調べもなく考えていました。
ちなみに、お店の向かいには公園のような敷地がありまして、そちらに待機するように案内がありましたので、その指示に従います。
10分弱待機しまして11時の開店、一人ずつお店に入るよう促されます。
この暖簾や看板などの装飾も凝っていて良いなあ!
私より先に並んでいた方の食券購入、着席が終わりまして、いよいよ入店。
入店するとすぐ右手に食券の機械があり、そちらで食券購入する仕組み。
つけめんで有名なお店ですが、一番スタンダードなメニューが配置されると言われる左上には「らーめん」。
一瞬迷ったものの、つけめんを頂くことに。
食べたことのある人からウワサは聞いていたのですが、つけめんの評価が非常に高かったので、それを確かめたくて。
トッピングやバリエーションもシンプルで、わかりやすい。
たくさん選択肢があるとモタモタしちゃいそうですもんね。
食券を買い終わると、席に着くように促されます。
大盛り変更も同料金でできるとのことで、思わず大盛りで、と言ってしまいました(笑)
店内はカウンターのみの15席。奥に長い縦長のレイアウトでした。
開店直後でしたので、奥から順番に着席していくパターン。
着席すると、目の前に調理場があります。
お客さんの対応や調理、食事の提供についても非常にスピーディーかつ見ていて気持ちいいレベル。
さすが長年人気の絶えないお店だけありますね。
長年たくさんのお客さんを捌いてきたからなのか、あとはメニューがシンプルなので調理の手間や工程が統一されているからか。
様々な要因があるのでしょうが、回転率も良く接客もしっかりしているとネットの評判。
接客でここまで高評価なのも、ただ上記の要因だけではなく、接客に対する意識によるところも大きいかと思われます。
そんな中、行列していたのでしばし待つのかなと思っていたのも束の間、早速つけ麺が運ばれてきました!
恐らく、行列や混雑を見越して開店前からあらかた準備していたのでしょう、そんなところにも感動を覚えました。
さてさて、頂きますか!
まずは麺(大盛り)から。
水で締められた中太麵がキラキラと輝きを放っていて、見た目も良し。
コシが強く、食感はとても弾力、歯ごたえがあり、丁寧に調理されているなあと驚きました。
小麦の風味もしっかり感じられて、喉ごしも非常に良かったです。
そのまま食べても美味しさが感じられました。
続いて、つけダレ。
ネギ、海苔、魚粉が上品に配置されています。
鶏白湯と魚介のダブルスープ、濃厚さが感じられる見た目です。
中にはチャーシューが含まれています。
さて、麺を持ち上げてつけダレとともに頂きます。
風味は濃厚、しょっぱめ、かつ若干甘めで、鳥白湯と魚介スープがお互い作用しあって、とがった部分やパンチのような派手さは無いもののキレイにまとまっている感じですね。
つけダレ単体では味は濃いものの、麺の食べ応えの良さ、風味の豊かさにより、口に運んでからは食べやすい具合に落ち着いてくれます。
大盛りなのに休む間もなく完食。つけ汁はスープ割にして完飲!
食べ終わってお店を出る頃には、カウンターの後ろの壁際に待ちの人が何人かいらっしゃいました。
全体的にまとめると、都内屈指の名店であることは確かで、食べた後の満足感は他のつけめんではなかなか得られないレベルでした。
上にも書いた通り、何か目立った特徴やとがった部分はないものの、つけダレ、麺ともに丁寧、上品に仕上がっているという印象です。
うん、来てよかった。
今度はらーめんも食べてみたいですね。
おまけ
千駄ヶ谷から代々木を通って新宿方面に向かう道の途中で色が濃く鮮やかな赤紫のアジサイを見つけました。
道端で見かける機会も多いですよね。
この時期にしかわかりませんが、アジサイの木ってそこら中にあるんですね。
a.ito
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