こんにちは。
5月の末から6月にかけては紫陽花(あじさい)の季節。
紫陽花が徐々に咲いていくところを見ると、遂に春が終わって梅雨の時期、そして夏がやって来るなあと実感します。
寒暖差や雨など、天候もなかなか落ち着かない時期ですが、その中で見かける紫陽花の花はなんだか一瞬の安らぎを与えてくれるようでとても好きです。
今年もどこか紫陽花を楽しめるところを訪れようと思案していましたが、ちょうど私のオフィスのある文京区に紫陽花の名所があるとのことでそちらに行ってみることにしました。
文京区白山にある白山神社。
恥ずかしながら、文京区内にそのような場所があるとは知らず今回初めて訪問することになりました。
場所はこちらです。
地図を見ると、都営三田線・白山駅を出て間もないところに白山神社はありますね。
何度もこの辺りは通ったことがあるのですが、まったく知りませんでした。
(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)
さて、まず駅を出て白山神社を目指します。
出口から神社の方向を向くと、真っすぐな道が続いています。
マンションの立ち並ぶ住宅街の向こうに鳥居、そして神社の境内がすぐそこに見えますね。
神社の入り口、住宅街に突如現れる感じが良いですね。
ちなみに、神社の向こうには学校があり、また、本殿の裏手には白山公園という文京区立の公園があります。
閑静な住宅地、という表現がぴったり合うような、とても落ち着いた静かなエリア。
とはいえ、私と同じく紫陽花を観賞しに神社を訪れる方々もちらほら。
本来であればもう少し賑わうのでしょうが、コロナの影響もあったりであまり多くはありませんでした。
ちなみにですが、白山神社を中心に「文京あじさいまつり」が例年この時期に開催されるようなのですが、コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い中止のようですね。
リンク先に過去のあじさい祭りの写真が掲載されているので、ご参考にご覧になってください。
境内に入りまして、まずは参拝。
紫陽花も大事ですが、せっかく訪れる機会があったのですから、お参りは欠かさずしたいところです。
参拝を終えた後はざっと境内を周回してみます。
ご覧の通り、境内の至るところに紫陽花の木があり、さすが紫陽花で有名なスポットなだけありますね。
本殿を取り囲むように咲いている紫陽花。
色とりどりの花が密集している箇所もあり、また、日当たりのせいかキレイに咲いているところとこれからの部分があり、それがグラデーションのようにキレイに映りますね。
紫陽花の花の色は土壌のphによって変わるというのは有名な話ですが、色の濃淡、開花度合いによっても複雑に変わりますので、それも見ていて面白いところ。
本殿の手前には手水舎がありました。
紫陽花を手前にしてバックに手水舎という形で何枚か撮影。
ここからは紫陽花を一つひとつ鑑賞。
紫陽花の品種はあまり詳しくないのですが、色の違いだけでなく、がくの部分(花びらに見える部分は実はがくなのです)の形・大きさも微妙に異なるところが良いですね。
訪れた日は天気も良く、時間帯も日中でしたので、かなり日差しが強かったです。
その分日陰ができて、日の当たる場所と日陰の場所で異なった趣きがあります。
これから開花する紫陽花。
黄緑色の状態から徐々に色づいていき、開花する頃には鮮やかな色を身にまとうのでしょうね。
境内をひと通り見て回った後は、本殿の脇の道を歩いてみることにしました。
真っすぐ行くと、ちょうど白山神社から隣の白山公園にたどり着きます。
この辺りにも、鮮やかな紫陽花がちらほら。
途中で見かけたあじさい祭り中止の看板。
「富士塚閉鎖」と書いてあるが、どこにあるんだろう、と少し目線を上げると、柵の向こうに小高い丘のようなところがありました。
そこにはなだらかな斜面に沿うように紫陽花がびっしり!
あじさい祭りが通常通り開催されていたら、どうなっていたのだろうと思いを巡らせながら歩きます。
そして、お隣の白山公園に到着。
隣と言っても、目と鼻の先。
もちろん公園というだけあって、広場や遊具、遊歩道のようなものもあり。
白山公園から神社本殿を眺める図。
公園もぐるっと回って境内に戻ってきました。
これで本日の散策は終了。
最後におまけ。スマホで撮影分。
文京区・白山神社。その一。 pic.twitter.com/tdg2xfsLvv
— きまぶら@雑多垢 (@Kimabura_Tokyo) May 31, 2021
文京区・白山神社。その二。 pic.twitter.com/HMbNQTEmCM
— きまぶら@雑多垢 (@Kimabura_Tokyo) May 31, 2021
a.ito
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