こんにちは。
池袋の洋食の老舗、タカセのレストランにてランチを頂いてきました。
お目当ては、オレンジ色をしたケチャップ風味のエビピラフ。
この日はお昼に池袋にて所用、少し早めにランチでもと駅周辺を物色。
(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)
ちょうど良い時間になり、たまたま東口のあたりにたどり着きまして、目に入ったのがタカセの入り口。
ちょうど池袋にオフィスを構えていた頃に何度もランチで訪れた思い出の場所がこちらのタカセでした。
こちらのレトロな雰囲気をまとっている看板がタカセの目印。
独特な「タカセ」のフォントがまた良いですね。
JR池袋駅の東口を出て、グリーン大通りの起点である駅前交差点の北側にタカセのビルがあります。
池袋東口「タカセ池袋本店」の地図はこちら。
こちらのタカセのビル、1階がパンや洋菓子を販売しているお店で、2階は喫茶店、3階はレストランで、9階はコーヒーラウンジ。
他のフロアには別のお店や会社が入っていますが、ほぼタカセ一色のビルです。
歩いていると、こちらのように1階にはパン屋さんがあり、その脇に上の階のメニューの食品サンプルが飾ってあるのでわかりやすいかと思います。
食品サンプル、見かける機会はすっかり減りましたが、眺めていると本物との違いの無さに驚きますよね。
違和感がない。
今回行くのは3階のレストラン。
入口を通過して、エレベーターに乗って上階まで向かいます。
ランチのメニューは数量限定の「日替わりランチ」の他、ハンバーグやステーキなどの肉料理、エビフライやカニクリームコロッケ、
また、スパゲッティやピラフ、カレーライスなど、洋食のスタンダードなメニューはあらかた揃っています。
3階入り口にも食品サンプルが置いてあります。
昔ながらの洋食店の雰囲気が残されているのは嬉しいですね。
席に着くとお冷とおしぼりを運んでくれます。
その間にメニューをさっと眺めて、といいつつお目当てはほぼ決まっていたので合わせてエビピラフをオーダーさせて頂きました。
店内は南側のガラス張りの窓からの光が差し込む、非常に開放的で明るい空間です。
椅子やテーブルもひと昔前のレトロ感のあるもので、懐かしの洋食屋の趣。
私は11時過ぎに入店しましたが、11時半になる頃にはほぼ席が埋まっていました。
客層も若い方からお年寄りまで、まちまちといったところ、
幅広い年代に支持されている証でしょう。
セットで注文したアイスコーヒーとエビピラフに付いてくるサラダを頂きながら、お店の雰囲気を楽しみます。
窓側の席から外を眺めてみます。
窓からは池袋駅前からグリーン大通りを見渡すことができます。
人や車の流れを見ながらのんびりと過ごすのも、贅沢な時間の使い方。
たまには良いですよね。
忙しい時にほど、少しでもリラックスできる空間だったり時間は確保するのも重要です。
食に関しても、ただ空腹を満たすだけでなく、食事する空間を楽しんだり、目で食事を楽しむと心が満たされます。
こちらのフロアは3階ですが、9階のラウンジからの眺めは良さそうだな(笑)
お待ちかねのエビピラフが到着!
ケチャップをまとったオレンジ色のライス。
そして、大ぶりなエビがたっぷりなところに目を奪われますね。
具材は、ゆで卵のスライスとマッシュルーム、ピーマン、玉ねぎ、コーンと玉子、という構成。
エビは5つ入っていて、それぞれサイズが大きいので嬉しい。
ひと口頂くと、ケチャップ風味でありながら、バターのやさしい甘さが口の中に広がります。
その点では、見た目よりは一般的なピラフに近い風味かなというところ。
何よりも懐かしさを感じさせる味わいです。
エビも大ぶりなので、一つ頬張るごとにプリっとした弾力が持続します。
細かく刻まれた野菜も良いアクセントとなり、飽きることなく完食!
見た目は一般的なエビピラフとは異なるものの、良い意味でインパクトがありつつ、風味はそれほど外していないという、よくまとまった一品でした。
ただ美味しく、やさしく、懐かしさを感じさせるビジュアルと風味。
ごちそうさまでした!
ちなみに、喫茶店のピラフってたまに無性に食べたくなりますが、どうしてなのでしょうかね。
池袋の街も近年はものすごい勢いで変化していて、訪れるたびに何かが新しくなっていたりします。
そんな中で、変わらずにいてほしいものもあったり。
今回のような昔ながらの洋食店はどうかずっと続いてほしいなという思いを持って、池袋の街を後にしました。
近いうちにまた来よう。
a.ito
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