こんにちは。
テレビで見て以降、ずっと宿題にしていた洋食のお店が新宿にありまして、今回はそちらを訪問。
ロールキャベツで有名な新宿の洋食店、「アカシア」。
結構メディアで紹介されることの多いこちらのお店。
先日、以前録画した番組を見ていたら取り上げられていたので、お休みに合わせて訪れることにしました。
新宿の洋食店「アカシア」の地図はこちら。
お店の場所は、あの有名な新宿アルタのすぐ近く。
新宿駅側から見て、アルタの裏側。
(※写真は、タップもしくはクリックで拡大します)
11時開店で、かつ訪れたのが大型連休の日だったので、開店時間に合わせて10時台に新宿に到着。
駅周辺はいつも通り人が多いですね。
駅から四方八方への人の流れもありつつ、駅に向かう人もそれなりに。
行動制限のない大型連休ということで、コロナ禍以前の新宿が思い出されました。
アルタ裏の路地。
駅前から路地に入ると、人の姿があっという間に減りまして、心なしか静かに。
ここの一角を左に曲がると、すぐにお店にたどり着きます。
「アカシア」と店名が書かれた看板がお店の目印。
レトロな洋食店や喫茶店にありがちな、独特なフォントや不思議な絵が味わい深いです。
新宿の雑居ビル群に囲まれていながら、それに負けない歴史を感じるような重厚感のある外観が素敵です。
ちょうど開店時間直後に到着することができ、並ばずに入店することができました。
メニューは名物のロールキャベツシチューと、ハヤシライスや揚げ物などを組み合わせにした定食メニューが中心。
その他、カレーライスやハヤシライス、オムライス、揚げ物など洋食の単品メニューもあります。
基本的には、ロールキャベツを目当てに来店するお客さんがほとんどのようです。
入店後、一階奥のほうの席に案内してもらいました。
着席後メニューを眺めようとした時、土日祝限定メニューがあるとのこと。
「豚ハンバーグとロールキャベツシチュー」(ライス付き)
とにかく、名物白いロールキャベツを食べたかった私。
その他のメニューは考えていませんでしたが、せっかくなので、土日祝限定メニューを頂くことにしました。
楽しみですね!
店内は木のぬくもりを感じるような造りになっており、明かりの少々抑え目。
イスやテーブル、棚などにも歴史を実感できます。
お店の中は少々入り組んだ形になっているので、各座席ごとに独立したスペースのように感じました。
新宿エリアの周囲の喧騒から少し離れて、落ち着いて食事をするにはちょうど良いですね。
普通の洋食店では味わえないような、レトロな雰囲気もしっかり残しつつ。
食事を楽しみにしながら待ちます。
まず、ロールキャベツとライスが到着!
白いロールキャベツシチュー。
チキンベースのシチューなのですが、かなりトロっとしています。
ロールキャベツを崩しながら、キャベツと絡めてシチューを頂きます。
チキンベースというだけあって、鶏のダシがしっかり効いていて、鶏白湯を思い出させるような風味。
これは美味しい!
見た目よりも味がしっかりしていて、かつ粘性がある分、口の中で味わいが持続します。
お店の謳い文句通りで、ご飯にもよく合います。
そして、ロールキャベツ。
大きめのキャベツの葉が何重にも巻かれていて、なかには合い挽き肉。
これだけしっかりと巻かれているのに、味は結構中まで染みています。
しんなりくたくたになったキャベツの食感と、シチューとの相性がまた良い。
合い挽き肉自体にはそれほど味付けはされておらず、ずっと閉じ込められていた分ジューシー。
肉汁とシチューも合うんですね。
シチュー、キャベツ、合い挽き肉がそれぞれ主張は強くないながらも、自分の仕事をきっちりしているというイメージ。
そのうえで、それぞれの良さを引き立てあっている素敵なひと皿でした。
続いて、豚ハンバーグ。
ハンバーグという名前からは想像できなかったビジュアルですが、またそれが面白い。
粗く刻まれたタマネギもまた斬新です。
食べてみると、スパイスと酸味の効いたソースに、お肉にもハーブの風味が加わっています。
豚肉特有のくさみも全くなく、さわやかに食べられます。
食感も柔らかくジューシーでした。
お昼から結構食べてしまいましたが、ロールキャベツのシチューが美味しくてまた訪れたいです。
食べ進めるごとに、どんどん減っていくのが悲しくなるくらい美味しかったです。
本格的な洋食店でありながら、料理もお店も大きく変わることなく営業されているアカシア。
ぜひこのままの姿で存在し続けてほしいところです。
お店から出る頃には、入店待ちの行列ができていました。
連休中ということもありますが、なかなかの人気店であることの証明ですね。
新宿へはこちらのお店目的で訪れたため、食べた後は都内をめぐりました。
お昼ごはんを美味しく食べられたことで、とても充実した一日となりました。
また機会を見つけて訪れたいと思います。
a.ito
人気ブログランキング
Follow @Kimabura_Tokyo
コメント